SNSの批判に疲れたあなたへ。『「好き」を言語化する技術』を読んでおもうこと

読み終えたんですよ。

このブログを始めた理由は文章が上手くなりたかったから。
でもただ文章を書いているだけではなんの成長もありません。
ただなんとなく思ったことを書いているだけ、表面をなぞっているだけ
そんな文章から脱却したいと思っていたんです。
X他各SNSで注目を集めている人って文章上手じゃないですかだから勉強の意味も込めて
本を読んだんですよね。それがこちら。

「好き」を言語化する技術推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい！」しかでてこない (ディスカヴァー携書)

Amazon

自分で買ったわけではなく、パートナーが購入したんですが
ブログを始めてから少しずつ読んでいましたので紹介させてください！

読んでみて思ったこと

大いに参考になりました。
ただこれを読んだからと言ってすぐに活かせるかは分からないけど
文章を書くとき、何かを紹介するときにこの本から得たものを
活かせるようにしたいと思っています。

この本ではSNSでの文字数制限のある場合の「推し語り」と
ブログのような文字数制限のない場合の「推し語り」について
そのコツが章ごとに書かれているのですがアタクシに刺さったのは
コツの部分はもちろんですが
「誰かの感想を見る前に自分の言葉で書きだす」という部分
例えば映画を観た後すぐにSNSでその映画を検索して
インターネットの中にいる誰かが何と言っているかを見る。
すると自分の感想が誰かの感想に上書きされてしまう
そんな経験ありませんか？アタクシは結構ありました。
この本を読んで、はっとさせられました。
そのことに気が付けただけでもこの本を読んだ価値がありました。

最近のSNSにおもうこと

昨今、大SNS時代です。探しに行けば誰かしらの感想が見つかります。
歯医者かよって思うくらいに感想や批評で溢れています。
大作映画だとこちらが探しにいかなくても感想が目や耳に入ってしまう。
フォロワーが多い人の批評は大きく聞こえてしまって
自分の感想なんてちっぽけなんじゃないかと錯覚してしまう。

だけど、好きは好きでいいと思うんですよね。

アタクシMARVEL映画、ドラマが好きです。
アイアンマンからアベンジャーズエンドゲームまでの流れは見事で
大絶賛だったんですよでもそれ以降のシリーズは賛否が分かれてきました
もしかしたらエンドゲームまでも否定的な意見はあったかもしれませんが
「賛」の比率が多かったから「否」の声が耳に目に入りづらかった可能性も
ありますが。
エンドゲーム以降MCU *1には厳しい意見が多い印象です
確かに映画、ドラマを量産したせいでクオリティが低いものがあるのは否めません
でもアタクシは楽しんで観ています。ただ一方でＳＮＳでは批判されている。
フォロワーが多い人が「〇〇が気に食わねえ」とか「MARVELは終わった」とか呟かれていたり、或いはYouTubeのおすすめで過激なサムネイル画像で「MCUまた大コケ」とか流れてくることがあります。
すると自分のこの好きな気持ちってもしかしたら皆とズレてるのかもしれないなんて黒い感情に蝕まれてしまうような気がするんですよね。
インフルエンサーとかYouTuberは見られてなんぼでそれでご飯食べてるわけで。
ある程度注目を集めなきゃいけないのも分かります。でもそれって1人の感想で
普通の人より声が大きいたった1人の感想に過ぎないんですよね。
そのただ声の大きい1人の意見に反論しても恐らく返り討ちに遭うでしょう。
すでに意見を置いているところに向かって行くのは得策ではありません。
そんな人からは離れた方がいいと思います。お互い目に入らないようにするのが一番。
アタクシはミュートしたりYouTubeなら「興味がない」等クリックするようにしています。
そうするともう目にしなくて済みますからね。自分の「好き」を大事にしましょう。

感想に正しいも正しくないもありません。
観て聴いて(聞いて)感じた自分の感情が自分の中の正解です。
誰かに反論されたとてまさに「それってあなたの感想ですよね」です
言葉って凶器になります、殴られるよりも痛いときがあります。
だからちゃんと守ってあげてください。
このブログでは感想を書くことが多いですがアタクシは良い部分をたくさん
みなさんに紹介できたらいいなと思っています。
もちろんダメな部分があったらその理由を柔らかい言葉で書けるようにしたいです。
個人の感想なのでもし今後アタクシが感想を書いている記事で
「ここが合わなかった」と言っていて読んでいるあなたが反論したくなったとしたら
是非丁寧な言葉で会話しましょう。無知なアタクシに教えてやるつもりでお願いします。
そうすることで納得できることもあるかもしれません。
よろしくお願いいたします。

本の感想を話すつもりが最近思っていることについての比率が多くなってしまいました。
でもこの本は読んでよかったと思います。
ブログを書く上でかなり参考になることがたくさん詰まってました。
是非みなさんも一度お手に取っていただければと思います。