みなさんは、次に観る映画をどうやって決めていますか?
アタクシはですね、やっぱり俳優さんで決めることも多いんです。知っている俳優さんや、特に好きな俳優さんが出ていると、それだけで興味が湧いて「観たい!」ってなりますよね。
というわけで、今回はアンドリュー・ガーフィールドとフローレンス・ピューが主演の映画、『WE LIVE IN TIME この時を生きて』を観てきたので、その感想を紹介させてください!
予告映像!
アンドリュー・ガーフィールドは『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで”スパイダーマン”を演じていたし
フローレンス・ピューは『ブラック・ウィドウ』や『サンダーボルツ*』で”エレーナ”を演じていましたね。
先日、『パディントン 消えた黄金郷の秘密』を観に行った時、シネコンの入り口にこの映画のポスターがドーンと大きく出ていて、一瞬で目を奪われました。「これはもう観るしかないだろう!」と確信し、すぐに劇場へ足を運んだ次第です。
一応パディントンの記事も置いておきますので気が向いたら読んでください。
予告観てこれはもう観て間違いないでしょうと思いまして観に行ってきました。
あらすじ
新進気鋭の一流シェフ「アルムート(フローレンス・ピュー)」と、離婚して失意のどん底にいた「トビアス(アンドリュー・ガーフィールド)」
何の接点もなかった2人だが、ある日ありえない出会いを経て恋に落ち、現在は家族になり、娘もいる3人家族になっていた。
ある時、アルムートのがんの再発が発覚する。逆転の可能性にかけながらも、「最高に楽しくて前向きな時間を過ごす」とトビアスに誓うアルムート。
そこから運命のいたずらのような2人の出会い、喜怒哀楽にあふれた時が時間軸をシャッフルしながら描かれてゆく。そして、アルムートが残された時間を輝かせるために、何を成し遂げようとしていたのかが明かされる。
主要人物
トビアス(アンドリュー・ガーフィールド)
前妻との離婚届にサインをするためにペンを買いに行きその帰りに運命の事故に遭う。
内向的で、繊細で滅多に感情を前に出すことのないそれでいて内面に強い意志を持っている男性です。
アルムート(フローレンス・ピュー)
運命の自己の加害者。
シェフとして自分の店を持ち、自分自身の考えや願望にこだわりを持っている女性。
自身の人生を輝かせるために精一杯生きる。
感想
感想:時を超えて描かれる愛の物語
この映画を選んだ理由は、最初に書いた通り「好きな俳優さんが出ているから」で、正直、内容はほとんど知らずに観ました。
アンドリューとフローレンス演じる二人が、とんでもない出会い方をして、子供が生まれて、そして闘病する…という流れなんですが、その時系列がシャッフルされているんです。先日観た映画『HERE 時を超えて』を思い出しましたね。
最初は少しだけ混乱するかもしれません。でもご安心ください。内容にどんどん引き込まれていくので、全く問題なく鑑賞できました。
印象的なシーン:役者魂と家族の絆
アルムートががんの化学療法を受けながら、家族には内緒で料理の大会に出場する場面は、特に印象的でした。大会の練習でトビアスと揉めるのですが、アルムートがどうしてもその大会に出たい「理由」に納得しつつも、涙が止まりませんでした。正直、「元々予定していた方でも十分だったのでは?」とも一瞬思いましたが、アルムートの決断こそが彼女らしさであり、彼女が生きた証なのだと、最終的には深く納得しました。
そして、化学療法で髪の毛が抜けるため、アルムートの髪をバリカンで剃るシーンがあります。なんと、娘がその剃った髪の毛を宝箱に入れるのは、フローレンス・ピュー自身のアイデアだそうです。このエピソードには、本当に役者魂を感じましたし、家族の深い愛情が伝わる、感動的なシーンになっていたと思います。
映画が教えてくれたこと
こういう映画を観ると、改めて家族や友人、恋人の健康を祈るとともに、一緒にいる時間を大切にしないといけないと強く感じます。人生における大切なものを再認識させてくれる、そんな映画を「摂取」することの重要性を改めて感じさせてくれました。
最後は穏やかに物語が終わっていくのですが、そこにこの映画の美しさが凝縮されていたように思います。出会えずに通り過ぎてしまう映画もたくさんありますが、この『WE LIVE IN TIME この時を生きて』を観ることができて、本当に良かったです。
注意点
いつも行っているシネコンで上映していなかったので少し遠い映画館に観に行きました。
上映開始から2日目で1日2回しか上映していなかったので興味ある方はお早めに。
現在実写版の「リロ&スティッチ」上映されていますがどちらかで迷っているなら先にこちらを観た方がいいと思います。アタクシもそうしました。
もしこの記事が目に留まり、この映画に興味を持っていただけたら嬉しいです。
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