『正直、観なくてもいいかな…』なんて言われがちなMCU作品、ありますよね? アタクシも正直、そう思っていた時期がありました。でも、ここにきてまさかの大逆転! 今やMCUの中で重要な意味を持つ作品になりつつあるんです。今回は”MCU時系列の旅その5”として、そんな隠れた重要作『インクレディブル・ハルク』をご紹介します!
前回の『アイアンマン2』の記事はこちらからどうぞ
あらすじ
キャプテン・アメリカを生んだ”超人血清”の研究を行っていた「ブルース・バナー」は、研究の成功を確信し自らの肉体を使って実験を行った。しかし実験は失敗しブルースは緑色の巨人へと変貌。
軍から追われる身となったブルースはブラジルに潜伏、感情を制御する方法を学びながら「ブルー」を名乗る研究者の協力を得ながら、体を基に戻す方法を模索していたが感情の制御は容易ではなく、研究も上手くいかず焦りばかりが募っていく。
主要人物
ハルク/ブルース・バナー
上が「ブルース・バナー」そして心拍数が200を超えると下のハルクに変身してしまう。ハルクに変身すると理性はなく、言葉も単語のみの簡単なものしか喋らない。
初めて変身した時にロス父娘を負傷させ、研究室を破壊してしまったため、軍から追われる身となり潜伏生活を送りながら元の体に戻るべく治療方法を探している。
エリザベス・”ベティ”・ロス
ブルースの恋人。ブルースが初めてハルクに変身した際に重傷を負ったが、一命をとりとめた。遺伝細胞学を専門とする細胞生物学者でもある。
父親とはブルースの一件もあり疎遠である。ブルースが消息を絶った後は新しい恋人を作るもブルースへの思いを捨てきれずにいる。
サディアス・E・”サンダーボルト”・ロス
アメリカ陸軍将軍。5年前に”スーパーソルジャー計画”を再開させた責任者であり、実験失敗でハルク化したブルースによって負傷する。それ以降消息を絶ったブルースをスーパーソルジャー計画続行と実験失敗の事実隠蔽のために執拗に捜索し続ける。
アボミネーション/エミル・ブロンスキー
39歳。ロスに召集された精鋭隊員の中でも”最強”と評される。
特殊部隊へ召集され、想像を絶するハルクとその力に対抗するため、同等以上の力を望み、実験段階を終えていた”超人血清”を投与されハルクに挑むも適わず、「アボミネーション(下)」に変身、ハルクと同等の身体能力と、互角以上の戦闘能力を発揮する。
ミスター・ブルー/サミュエル・スターンズ
グレイバーン大学の若干落ち着きがない教授で、自らの治療法を探っていたブルースと連絡を取り合っていた協力者。ハンドルネームは”ミスター・ブルー”
感想
「正直、MCU作品の中では優先順位が低いと見くびっていたのですが、今回改めて見返すと、予想以上に味わい深い作品だと感じました。特に、ただの破壊者ではないハルクの人間的な側面、そして愛するベティを守ろうとする姿には、心が温かくなりますね。
そして何よりも、この作品を今観るべき理由が、登場するキャラクターたちのその後のMCUへの再登場にあります。彼らが現在の物語に深く関わっていることを考えると、本作は決してスルーできない、実は重要な作品なのです。
ただ、ハルク/バナー役の俳優さんが「エドワード・ノートン」さんから「マーク・ラファロ」さんに変更になってしまうのでその点が違和感あります。
個人的には「マーク・ラファロ」さんのバナーの方が好きなのでそこは良いのですが。
ラストには意外な人物の登場もありますので是非観てみてください。
次は『マイティ・ソー』いよいよ神がやってきます!
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