気になっていたマンガがありまして、「えいや!」と買ってみました。
それが『ありす、宇宙(どこ)までも』というマンガです。
今回は1巻を読んだ僕が『ありす、宇宙までも』の紹介と感想を書かせていただきます。
あらすじ
小学6年生の「朝日田 ありす(あさひだ ありす)」は両親からバイリンガルの教育を受けていたが、両親を早くに亡くし、日本で祖母と暮らしている。
両親と様々な国で暮らしていたありすは日本語も英語も中途半端にしか理解ができずそのことで傷つきながら日々を送っていた。
自分の気持ちも思っていることも言語化できない、分からない。
そんなある日、同級生の「犬星 類(いぬぼし るい)」が現れる。彼は”神童”と呼ばれ、何でもハッキリ言う性格から同級生からは敬遠されがちでした。類はありすの境遇から、彼女がセミリンガルであることに気づき、「俺が君を賢くする」と宣言。ありすに勉強を教えることになります。中学に進学した2人は、放課後に2人きりの勉強会を開始。ありすは宇宙飛行士になるという夢を抱き、彼らの物語が幕を開けます。
主要人物
朝日田 ありす(あさひだ ありす)
今作の主人公。1話時点で小学6年生。両親を亡くし、日本で祖母と暮らしている。バイリンガル教育が途中で止まってしまい、日本語も英語も中途半端になってしまう。
そのため、自分の気持ちを表現したり、周りの言っていることが分からず苦悩しているが「犬星 類」と出会ったことで、勉強に目覚め、宇宙飛行士の夢に向かって走り出す。
犬星 類(いぬぼし るい)
”神童”と言われ同級生たちからは”ドリームクラッシャー”と呼ばれている。
IQが極めて高くありすのセミリンガルに気が付き「俺が君を賢くする」と語りかけ、学習の指導を行うこととなる。
前述の”ドリームクラッシャー”も相手を思って現実的な提案をしたことで返って傷つけたり、敬遠されたため付けられたあだ名であり、悪気はないと思われる。
感想 ~時間を忘れて一気読みしてしまいました~
「これ、面白そうだな」と思いながらスルーしていたというかなんとなく最近はマンガも読まなくなってしまっていたんですが、早く買っておけば良かった。
あっという間に読み終わってしまいました。
こんなに面白いマンガがあったなんて誰も教えてくれなかったじゃないですか。
実はどこかで紹介されていたりしたのかな、と思ったら「マンガ大賞2025」の大賞を獲得されていたとは!そら面白いはずです。
様子見で1巻だけの購入にしたのですが、すでに2巻、3巻と購入したくなっております。
なにがこんなに引き付けてくるんだろうか。ありすじゃないけど言語化できない”ドキドキ”がこの作品にはあると思います。
ありすが、自分の中の”深い感情のドア”を開けることになった「哲学対話」のエピソードがグッときました。僕自身語彙力がなかったりしてブログを書くのも一苦労ですが、この作品を読んでありすと類と一緒にどこまでも行きたいと思いました。
もしまだ、読んだことがないという方は是非試し読み等でもいいと思いますので是非読んでみたください。読んでいる間素晴らしい時間になると思います。
もしこの記事が目に留まり、この作品に興味を持っていただけたら嬉しいです。
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またね。